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人型ロボットのコア部品:製造プロセスの全貌

  • 7月15日
  • 読了時間: 3分

Lyricによる人型ロボットのコア部品の製造プロセスは、受注から超精密加工、そして厳密な最終検査に至るまで、全11工程に細分化されています。最新のデジタル管理システムと高度な工作機械を駆使した、最先端のモノづくりの流れをご紹介します。


1. デジタル管理による生産準備(工程1〜5)

製造プロセスの初期段階では、システムを通じた徹底したデータ管理が行われます。これにより、効率的でミスのない生産計画が立案されます。

  • 一、営業受注の確立 (Sales Order Creation): 顧客からの注文をシステムに入力し、製造の起点となるデータを作成します。

  • 二、内部製造オーダーの作成 (Create Manufacture Order): 受注データに基づき、工場内部向けの具体的な製造指示書を発行します。

  • 三、工程表の策定 (Process Card Formulation): 部品ごとの最適な加工手順や条件を定めたプロセスカードを作成します。

  • 四、資材調達 (Material Procurement): 生産システム(PRD)と連携し、必要な材料を正確に発注します。

  • 五、原材料の工場搬入 (Raw Material Return): 調達した原材料が工場に納品され、システムに登録されます。


2. 素材の準備と初期加工(工程6〜8)

実際の物理的な製造プロセスは、素材の厳格なチェックと切り出しからスタートします。

  • 六、素材検査 (Material Inspection): ノギスなどの測定器を使用し、入荷した原材料の寸法や品質が基準を満たしているかを確認します。データはタブレット端末等で即座に記録されます。

  • 七、資材ピッキング (Raw Material Receiving): 整備された倉庫から、加工工程に必要な原材料をピックアップし、搬送します。

  • 八、原材料の切断 (Material Cutting): 大きなブロック状の金属素材を、加工しやすい適切なサイズに切断します。


3. 超精密加工と徹底した品質保証(工程9〜11)

人型ロボットの関節などに使われるコア部品には、極めて高い精度が求められます。ここでは最新の工作機械と測定機器が活躍します。

  • 九、5軸加工 (Five-axis Machining): 大型のCNC工作機械を使用し、複雑な形状を削り出します。0.01mmという驚異的な5軸連動精度を誇り、協調的な3次元曲面加工と立体精密切削を実現しています。

  • 十、最終品質検査 (Final Quality Inspection): 高精度・高効率のデジタル化検出が可能な三次元測定機を使用します。510項目以上の測定基準が設けられており、その検出精度は0.6μmに達します。

  • 十一、検査結果の出力 (Test Results): 測定されたデータはシステムに送られ、公差に収まっているかが確認されます。ワンクリックで詳細な検査レポートが生成され、品質が完全に保証されます。


完成品(Finished Products)

これら11の厳密なプロセスを経て、最終的に人型ロボットの動きを支える、黒く洗練された複雑な形状のコア部品が完成します。高い加工技術と品質管理体制が、未来のロボティクスを根底から支えています。

 
 
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